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ホワイトラン近郊
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静かなる月の野営地と呼ばれる野外遺跡、 そこをアジトとして活動している山賊の集団がいた
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山賊A「おい聞いたか兄弟?ホワイトランの首長が俺たち山賊団に賞金を懸けたって噂だ」

山賊B「ホントかよ?ようやくこの辺でも俺達の名も知られてきたって訳か」

山賊A「これからは俺らの首目当てにクソったれ共がやって来るって訳だ…少ししんどくなるぜ」

山賊B「上等じゃねーか。こっちだって人数揃えてんだ。そんじょそこらの賞金稼ぎなんぞにやられるかっての」

山賊A「まあ危なくなりゃここを捨てりゃあ済む話だしな…っておい、見ろよ」

山賊B「ん?」
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山賊A「遠くて分かりにくいが…誰かまっすぐこっちに向かってきてる。ありゃ一人だぜ」

山賊B「ハッ、たった一人で俺らの首を獲りに来たってか?面白え、お出迎えしてやろうじゃねぇか」
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山賊A「おいおいおい…どんな豪傑サマがやって来るかと思えば…ただの小娘じゃねぇか」

山賊B「おいおい嬢ちゃん、迷子か?俺達がお家まで帰してやろーか?…身ぐるみ剥いでからになるがよ…ヘヘ」
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少女「…自分アホなん?」

山賊B「…あ?」

少女「武器を抜いて近づいて来てる相手にここまで近付くとか…アホやろ

山賊B「な…ッ
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ザンッ
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山賊B「ぐえ…ッ」バタッ

山賊A「き、兄弟…!?こ、このクソアマァ!!」

少女「遅い…アンタも既に…ウチの間合いの中や!!
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山賊A「うンぐェ…!!」ビターン

少女「残りの連中でてきーや!!ウチはミラ!ミラ・フェザーショット!自分らの首、貰いに来たでー!!
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アルゴニアンの頭目「白昼堂々、一人で来るとはな…大した肝っ玉だ…お前達、やってしまえ」

山賊女「言われなくても…仲間の仇、取ってやるわ」

山賊C「こっちにゃ地の利がある!!この圧倒的高低差から矢の雨を降らしてやるぜ!!」
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山賊女「ハリネズミみたいになりやがれーッ!!」

ミラ「…こっちばっか見とってええんかな?」

…シュッ
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 ドッ
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山賊女「え…?」 

山賊C「だ、誰かあそこにいやがる!!」
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「気付くのが遅かったわね…初めまして、そしてさようなら」

山賊C「あっ…」
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山賊C「おふぅ」スコーン

山賊女「一体いつの間にあんな場所に…ぎゃピッ」ブスッ
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アルゴニアン頭目「馬鹿な…私の優秀な手下たちが…全、滅、めつ、めつめつ…?」

ミラ「モニカお姉、ナイス!さあトカゲくん、覚悟しいや!」
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ミラ「乱暴狼藉もここまでや!往生しーッ!!
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 アルゴニアン頭目「」チーン

 ―――
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モニカ「…今回も上手く行ったわね。ミラ、怪我はない?」

ミラ「へーちゃらへーちゃら!ウチとお姉のチームワームの完全勝利や!」 
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モニカ「なら良かった…いつもいつも前衛ばかり任せちゃって悪いわね」

ミラ「何言うとん!お姉のゼツミョーな援護射撃があるからこそ、ウチも安心して突っ込んでいけるんやん!」 

モニカ「…ありがと。これからも頼りにしてるわ、ミラ」

モニカ「さ、ホワイトランに帰りましょう。たっぷりの懸賞金が待ってるわよ」

ミラ「よっしゃー!これでウチらの夢にまた一歩近付いたでー!!」

壮絶な死闘の後に和やかな会話を交わす二人の少女!
妹のミラと姉のモニカ、二人合わせてミラモニ姉妹!
彼女たちには夢がある!その夢とは一体…!?

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スカイリム冒険録「みらもに!」始まります!!