enb 2015_08_19 22_57_51_63
ミラ「いやー、ホンマびっくりしたで~!」

モニカ「まさかまた会うなんてね。しかもこうして、仕事の相手として」

ノーラ「私も驚いた…。…護衛が付くとは聞いていたけど…」

ミラ「偶然ってあるんやな~!あれからどっか痛いとかない?」

ノーラ「うん、大丈夫。ありがとう」
enb 2015_08_19 22_47_25_74
モニカ「そういえば、ちゃんとした自己紹介がまだだったわよね?」

ミラ「あー、そういえば。ウチらまだ名乗ってへんかったっけ。これからしばらく一緒なんやし、お互いのことちゃんと知っとかんとね」
enb 2015_08_19 22_47_17_96
モニカ「私はモニカ。モニカ・フェザーショット」

ミラ「ウチは妹のミラ!よろしくな、えーと…ごめん、名前なんていうやったっけ?」
enb 2015_08_19 22_57_51_63
ノーラ「…ノーラ。ノーラ・シークレットファイア」

ミラ「そうそう、ノーラ言うんやったね。堪忍な!よしゃ!んじゃよろしくー、ノラちん!」

ノーラ「の、ノラ…ちん…?」

モニカ「まったくミラってば…。すぐそうやって馴れ馴れしく呼ぶんだから…ごめんねノーラ。この子、こういう性格なのよ」
enb 2015_08_19 22_47_01_72
ノーラ「ううん。大丈夫…。そうやってあだ名で呼ばれるの初めてだったから…。正直、少し嬉しい」

ノーラ「…それじゃ、よろしく。ミラ、モニカ」

ミラ「よろしゅー!」

モニカ「よろしくね、ノーラ」
enb 2015_08_19 23_40_27_57
ノーラ「ところで、失礼なんだけど…」

ミラ「ん?なにー?」

ノーラ「…私の護衛には、アイアンハンド団を倒した凄腕が付くって聞いていた」

ミラ「うん。ほんでー?」

ノーラ「そしてやって来たのはあなたたち。…つまりそれは、あなたたちがあのアイアンハンド団を倒したってことになる」

ミラ「うん。せやね」

モニカ「なるほど。それが信じられないってこと?」
enb 2015_08_19 23_22_28_69
ノーラ「そういう訳じゃ、ないけど…。でも二人とも、私と大して年齢も変わらないから…」
enb 2015_08_19 23_19_06_13
ミラ「ふふーん見くびらんといてやー!こう見えてウチら、かなりの修羅場潜って来とんねんから!」

モニカ「まあ、自分で言うのも変だけど・・人は見かけによらないってことね」

ノーラ「それじゃ、本当に…?」
enb 2015_08_19 23_18_55_27
モニカ「ええ。アイアンハンドを倒したのは私たち。本当よ」

ノーラ「すごい…」

モニカ「まあ、信じる信じないは自由だけど。でも、あなたの身の安全は必ず保証するわ。そこは安心して」

ノーラ「ううん、信じる…。だってそうじゃないと、あの先生が首を縦に振るはずない…」
enb 2015_08_19 23_39_32_33
ノーラ「…疑って、ごめんなさい。とても頼りにしてる。改めて、よろしく」
enb 2015_08_19 23_19_22_28
モニカ「…ふふっ。よろしく、ノーラ」

ミラ「よろしゅー!大船に乗った気持ちでおってーな!」

モニカ「…さて、じゃ早速仕事の話に入ろうかしら」
skyrim_map02a
モニカ「まずファルクリースへの行き方なんだけど…リバーウッドを経由する南の道で行く?それとも…」
skyrim_map02b
ノーラ「…ホワイトランホールドのツンドラ地帯を横切って、北から向かうつもり」 

ミラ「えー?リバーウッドから行った方が途中で泊まれるとこあるし楽やないー?…」

ノーラ「ファルクリースを刺激するようなことはできるだけ避けたい。リバーウッドはホワイトラン領。そこからやって来たとなれば警戒を招く恐れがある」


モニカ「なるほど、それもそうね。道中は野宿になるだろうけど、仕方ないか。それで、街に着いたら?」

ノーラ「…ファルクリースに着いたらまず、発掘調査の許可を得るために首長に謁見する」

モニカ「…会って大丈夫なの?ホワイトランから来ましたなんて言える訳ないし、放浪の考古学者です、ってのも怪しまれそうだけど」 
enb 2015_08_20 00_36_27_48
ノーラ「そこは大丈夫。ウィンターホールド大学からの書状を用意してある。これを見せて大学から派遣されてきたと言えばいい」 
enb 2015_08_20 00_36_34_00
モニカ「…それ、本物?」 

ノーラ「………」

ミラ「いやいやいや!何でそこ無言なん!?」 

ノーラ「…『バレなきゃあ、イカサマじゃねえんだぜ』…先生が言ってた」 

モニカ「どこかで聞いた台詞ね…。それにしても文書偽造とは。随分と冒険するじゃない」

ノーラ「あの遺跡にはそれだけの価値がある。…って。先生が言ってた」
enb 2015_08_19 22_42_40_57
モニカ「ふーん…。それで、首長から許可を貰ったその後は?」

ノーラ「現場に向かう。古代遺跡は大抵、アンデッドの住処になってるから…まずはそいつらを倒して欲しい」
enb 2015_08_20 00_36_58_91
ミラ「アンデッドかー。あいつら臭いし不気味やしあんま好きやないんよなー。まあ仕事やし?キチッとやるけど~」 

ノーラ「現場の安全を確保した後、調査に入る。と言ってもやるのは私ひとりだから、結構な時間がかかると思う。だから…」

モニカ「その間にファルクリースの偵察をしろってことね」

ノーラ「そういうこと。調査に集中したいし、偵察の方は二人に任せる。…それでいい?」

ミラ「任せるって…こっちの好きにやってええってこと?そっちこそそれでええのん?」

ノーラ「大丈夫。首長はあなたたちを信頼しているから」

モニカ「…光栄な話だけど、それだけ責任重大って訳ね…。わかったわ。偵察は任せて」
enb 2015_08_19 22_43_19_19
ミラ「あのおっちゃんがそんだけ期待してくれてるん言うんなら、ウチも頑張るで~!」

ノーラ「うん。二人とも、お願い」
enb 2015_08_19 22_59_14_30
モニカ「…とりあえず、今のところはこんなものかしら?後の打ち合わせは現地に着いてからでもよさそうね」

ノーラ「うん。…じゃあ二人とも、今から出発…でいい?」

モニカ「ええ、異論はないわ。行きましょう」 

ミラ「はよせな日も暮れてまうしな!いこいこー!」

ノーラ「そ、それじゃ…しゅ、しゅっぱー、つ!」

ミラ「おー!」
enb 2015_08_20 01_04_36_54


更新遅くなった割には物語全然進んでないし! 
次回も更新未定!!乞うご期待!! 
To be continued...