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ウィンターホールド大学から見えていた謎の巨大石像。やることも無くなった今、折角なので見に行ってみましょう。

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バイ・アズーラ!バイ・アズーラ!
両手に掲げる太陽と月のシンボル、コレは間違いなくデイドラ公の一柱、アズラ様ですね。
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 祭壇に登ると信者を発見。どうやら一人でこのアズラの祠を守っているようです。

アラネア「あなたがアルベルティーナね…そしてその仲間のミラとモニカ。初めまして。私はアラネア・イエニス」

モニカ「…あなたとは初対面のはずよね?どうして私達の名前を知っているのかしら」

アラネア「あなた達がここに来ることは、あなた達が生まれるよりもずっと前から知っていたわ」

アルベルティーナ「…どういうこと?」

アラネア「宵と暁の女王、偉大なるアズラが予知能力を与えてくれたの。この力のお陰で、私は未来を見通すことができる。そのお陰で、レッドマウンテンの噴火からも生き延びることができたわ」

ミラ「はぇ~うらやましい…。予知能力とかめっちゃ便利そうやん!」 

アラネア「こうして待っていたのは、あなた達にお願いがあるからよ。どうか話を聞いてくれないかしら」

アルベルティーナ「お願い?」

アラネア「ある者達によって、アズラの秘宝が穢されてしまっている…。それは暗き水の淵、死の匂いが蔓延る廃墟の中、邪悪な魔術師達の手の中にある…」

ミラ「…あー読めてきた。いわゆるお使いクエストってやつやね。と言ってもこのゲーム殆どそればっかやけども」

アラネア「…?言っている意味がわからないけれども…。私はこの祠を守る責務があって、この場所を離れる訳にはいかない。だから…」 

モニカ「代わりに私達にその秘宝とやらを取り返してきて欲しいってことね?」

アルベルティーナ「私達にしかできないっていうのは、それだけその魔術師連中が手強い奴らだってことかしら」 

ミラ「で、その暗き水の淵?ってのはどこにあるん?」 

アラネア「それは…ごめんなさい、わからないわ。アズラの予知は万能ではないの。靄がかかったように見えない事象もあるのよ」

アラネア「でも、その場所を知ってるであろう人物の居場所なら掴んだわ。ウィンターホールドに住む付呪師を探しなさい。その男から手掛かりを得ることができるはずよ」

アルベルティーナ「結局またウィンターホールドに戻ることになるのね…」

アラネア「あなた達には苦労をかけることになるわ。でも、アズラは秘宝が自分の手に戻ることを強く望んでいるの。望みを叶えれば、きっと大きな見返りを受けられるに違いないわ」

アルベルティーナ「見返り、ね…。ちょっと期待しちゃってもいいのかしら?」

~ウィンターホールド~
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ネラカー「なんだお前達は?私に何か用か?」

アルベルティーナ「探したわ…。私はアルベルティーナ。アズラの秘宝の在処について、何か知らないかしら?」 

ネラカー「アルベルティーナ…?確か最近、ウィンターホールド大学の学長になったとか言う、あの…?」

ネラカー「まさかお前のような小娘だったとはな。で、その学長様がアズラの秘宝を探している、と?一体何のために?」

アルベルティーナ「察しくらいつくでしょうに。持ち主が返して欲しがっているのよ」

ネラカー「アズラの使いという訳か…。…ああ、在処なら確かに知っているさ」

ミラ「どこどこ!?どこなんどこなん!?」

ネラカー「うるさいやつだな…イリナルタ湖の北岸にある、水没した砦の中さ。だがそこはメイリン・ヴァレンという死霊術師とその弟子たちが占拠している」

ネラカー「メイリン・ヴァレンはかつては優秀な魔術師で、ウィンターホールド大学に在籍していたんだ。彼は魂石研究の分野の第一人者だった。私も彼の元で魔法を学んでいたのだ」

ネラカー 「彼は自分の魂をアズラの星に封じ、己を定命の存在から解き放とうと考えた」

ネラカー「それがアズラの怒りを買ったのだろう。彼は狂気に取り憑かれてしまった。始めは幻聴が聞こえる程度だったが、症状は次第に悪化していき、遂には自分の弟子まで殺めてしまった…」

アルベルティーナ「それで大学から追放されて、他の弟子たちを連れてその水没した砦に隠れたって訳ね…」

ネラカー「メイリンの行いは完全な過ちだった。そのせいで彼自身がアズラからの罰を受けたとしてもそれは自業自得であり、何ら異議を挟む余地はない」

ネラカー「だが、弟子たちまで死ぬ必要はあったのか?アズラがメイリンに狂気を吹きこまなければ、無駄な犠牲は出ずに済んだのではないのか?」
 
ネラカー「自分の都合のために無関係な人間が死のうと、デイドラは意にも介さない。奴らにとって定命の者など、その程度の存在価値しか無いのだ」

モニカ「まあ…デイドラっていうのはそんなもんよね…クラヴィカス・ヴァイルだったりメリディアだったり、とても話が通じるような相手じゃなかったのは確かだし」

ネラカー「恐らくメイリンは術を完成させ、自分の魂をアズラの星に移してしまっているだろう…。いいか?お前達。星を手に入れたとしても、アズラの元に返してはダメだ」

ネラカー「間違ってもデイドラなんかに渡してはならん。メイリンの弟子たちのように、また無用な被害が出る恐れがあるからな。私ならば正しい処置を行うこともできる。手に入れたなら、必ず私の元に持ってくるんだ」 
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 アルベルティーナ「うーん…星を手に入れたとしても、アズラの元に返すか、それともネラカーに渡すか…二者択一って訳ね」 

ミラ「ネラカーはあんな事言ってたけど…あれって結局逆恨みみたいなもんちゃうん?メイリンのおっちゃんが星を盗まんかったら、何も起こらんかったやろうに」 

モニカ「デイドラを裏切れば、後でどんな仕返しが来るかわからないわ…。私はきちんとアズラの元に返すべきだと思うけど」

アルベルティーナ「だよね…。デイドラの怒りとただの人間一人の怒り、どっちが怖いかなんて比べるまでもないし…」

アルベルティーナ「それにあいつぅ!現学長である私に向かってあの口の聞き方!ちょームカ!

アルベルティーナ「よし、決定!アズラの星はアズラに返す!ネラカーにはその辺の海辺で拾ったヒトデでもくれてやるとしましょう!

モニカ「ア、アル…あなたそんなキャラだったのね…」
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 今回は殆ど会話だけでストーリーの進展はありませんでしたが勘弁しておくれやす!
文字多くてなんだか読みづらいね!仕方ないね!
 

  To be continued...