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ホワイトラン、ドラゴンズリーチ宮殿

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 イリレス「来たわね、二人共
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イリレス「ジェネッサから既に話は聞いているわ。あなたたち、ここホワイトランの市民になりたいそうね」 

モニカ「そういうことなんです…」

イリレス「これまでこの街の問題の数々を解決してきてくれたのも、家を買う資金集めのためだったって訳ね」

ミラ「そうなんです。もう少しで家を買えるなんて話していたら、市民権がないと土地を買えないと聞いて…」 

モニカ「もう少し早く知っていれば…」ぎろり
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プロベンタス「お、おいおいそう睨むなよ…俺だってキミらが家を買いたいだなんて知らなかったんだ」

モニカ「…初めに目的を話さなかった私達が悪かったわ。それで、イリレスさん。市民権、なんとかならないかしら」

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ミラ「もちろん、タダでちょうだいなんて言わへんよ!何でもするから!どーかお願いします!!」

プロベンタス「ん?今なんでもするって…

イリレス「黙りなさいプロベンタス。まあ落ち着きなさい。その件については、首長が直々に話してくれるそうよ」
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ミラ・モニカ「しゅ、首長!!
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バルグルーフ首長「君たちと直に話すのはこれが初めてだったか?まあ緊張しなくてもいい。」

バルグルーフ首長「まず初めに、今のご時勢に市民権はそう簡単に与えられるものではないということを説明しておこうか」

ミラ「えっ…」

バルグルーフ首長「帝国とストームクロークの内戦は勿論知っているだろう?その戦争の影響で難民が増え、行き場を失った者達が都市部へと流入してくる現象が続いている。誰にでも市民権を与えていては治安の悪化は避けられない」

バルグルーフ首長「それ故に、現在は他所から来た人間に市民権を与えることは極力控えているのだ」

モニカ「…そんな…それじゃあ…」

バルグルーフ首長「…とはいえ、君たちがこれまで色々とこの街に貢献してくれた事は事実だ。だから例外的に、あくまで例外的に、だが。多少の便宜を図ってやれないこともない」
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ミラ「え、ほんまに!?」

モニカ「そ、それで…具体的にどういう便宜を図ってもらえるんでしょうか?」 

バルグルーフ首長「さすがに無条件で市民権を与える訳にはいかない。そこで、君たちにはこの街が抱える大きな問題のいくつかを解決してもらいたいんだ」 

ミラ「おおきなもんだい…?それってこれまでウチらがこなしてきた害獣退治やら山賊討伐やらとは違うん?」

バルグルーフ首長「まあ、内容で言えば同じようなものではある。だが、今回の問題はこれまでとは違ってかなり厄介だ」 

バルグルーフ首長「アイアンハンド団と言う名を聞いたことはあるか?」

モニカ「アイアンハンド団…?確か山賊団の中でも特に規模が大きく、スカイリム各地を荒らし回っているっていうあの…?」

バルグルーフ首長「そう、そのアイアンハンド団だ。実はそいつらが、この街の東の橋を渡ってすぐのところにあるホワイト川の監視所を占領し、そこを拠点に活動を始めている」
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モニカ「そんな話初耳だわ…ホワイト川の監視所、あそこは確か落盤事故が多くて封鎖されているとは聞いていたけど…」

バルグルーフ首長「混乱を抑えるために、嘘の情報を流したんだ。あのアイアンハンド団が街のすぐ近くにいるだなんて、住民たちに知れたら大パニックだからな」

バルグルーフ首長「現在は落盤事故のためということで監視所付近に衛兵を大量に配置して警戒し、街道を通る旅人達への被害を最小限に留めている状態だ」

ミラ「討伐隊とかは送らへんの?」

バルグルーフ首長「既に何度も送っているさ。だが監視所の中は狭い洞窟らしく、入ったところで待ち伏せに遭い、そのどれもが悲惨な結果に終わってしまった」 

バルグルーフ首長「更に大規模な討伐隊を編成して再び送り込みたいところだが…現状ではウィンドヘルム方面への警戒や反乱軍に同調するファルクリースへの備え等、他にも兵を割かねばならん所は山ほどある」

モニカ「アイアンハンド団への対策は封じ込めだけで精一杯ってことね…」

バルグルーフ首長「…そういうことだ。そこで君たちの手を借りたいと言う訳だ」
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ミラ「で、でも…いくら待ちぶせされたからって、大人数の討伐隊が何度もやられたんやろ?そんな連中にウチら二人だけで勝てるやろか…?」
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モニカ「夜襲を仕掛けることができれば、もしかしたら…。それなら、人数は少ない方がいい」

ミラ「あー、な~る…確かに、それならまだ望みはあるかも…?」

バルグルーフ首長「作戦に関しては全てそちらに一任するが…どうだろう?やってくれるだろうか?」

モニカ「この街の市民権がかかっている以上やらない訳にはいきません。今回の件、私達姉妹に任せて下さい

バルグルーフ首長「よし。そうと決まれば、監視所付近の衛兵たちにも知らせておこう。だがくれぐれも、命を捨てるような真似はしないでくれ」

バルグルーフ首長「無理だと思ったのなら諦めて貰っても構わない。そうなったらそうなったで、後はこちらで対処するさ」 

モニカ「わかりました。…それと首長。確かさっき、この街には大きな問題が"いくつか"ある、と仰ってましたよね」

バルグルーフ首長「…ああそうだ。実はもう一件ばかり、こなして欲しい仕事がある」

バルグルーフ首長「だがまあ、それついてはアイアンハンド団の件ほど急を要する訳ではない。奴らの事が片付いてから、改めて話すとしよう」
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バルグルーフ首長「ともかく、幸運を祈っている。結果はどうであれ、必ず生きて帰ってきてくれよ」 

バルグルーフ首長「ああ、それと…この件の事は、他の人々、特に街の住人達にはくれぐれも内密に頼むぞ」 

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ミラ「ふぅ…大変な仕事受けてもーたねー。市民権取るのがこんな大変やなんて…」

モニカ「ぐずぐず言ってもいられないわ。アイアンハンド団を倒さなきゃ何も進まないんだから」
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モニカ「でも、洞窟に篭もる山賊団をどうやって倒せばいいのやら…夜襲を仕掛けると言っても見張りがいるだろうし…」

ミラ「お姉お得意の狙撃をしようにも高台に陣取られとるしなぁ…」

モニカ「なんとか奴らに近付くことができれば、後はどうとでもできるんだけど…」

ミラ「ウチが囮になるいつもの戦法も、向こうに下手に騒がれでもするとマズイし…。うーん…」

???「何やらお困りのようだね
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ミラ「…どちらさま?」
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???「何やら首長たちと重要そうな話をしていたみたいじゃないか」

モニカ「失礼だけど、あなたには関係のない話よ。私達、今考え事をしているの、少し二人にさせてくれないかしら」

???「まーまー、そんなつれない事言わずにさ。アイアンハンド団のことでしょ?それなら、ボクが力になれると思うけど」

ミラ「えっ!?な、なんで知ってるん!?誰にも知らされてへんはずじゃ…」

???「細かいことはいいじゃないか。実はボクもアイアンハンド団に用があってね。もし彼らの元に行くのなら連れて行って欲しいんだけど」

モニカ「あなた…何者なの?」 
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「ボクはサンドラサンドラ・サニーハンド。しがない冒険者さ。」 

ホワイトランの市民権を得るために困難な仕事を請け負ったミラモニ姉妹!その二人の前に突然現れた長身巨乳の謎の女性!彼女の目的とは一体…?
次回へ続く!!


サンドラ「ちなみにLカップだよ、ボク」

モニカ「…!」

ミラ「…ちょっと触らせてもらってもええかな?」