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アイアンハンドのアジト、ホワイト川の監視所



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皆さんッ、元気ですかァーーッ!!?
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おお――――ッ!!

ハジバール・アイアンハンド「よぉしッ良い返事だァ!!」

アイアンハンド「忌々しい街の衛兵共にここに閉じ込められてから早1…いや2ヶ月くらいか?よく覚えとらんがッ」

アイアンハンド「この暗くて狭っ苦しい洞窟での生活が終わりを告げる日は近いッ!!」 
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アイアンハンド「作戦の決行は2日後の夜更け!!我ら一丸となって打って出て、衛兵共の包囲網を一点突破する!!」

アイアンハンド「包囲を破った後はこれまでの鬱憤晴らしだ!!思う存分暴れ回ってやれ!!この近くに醸造所と農園がある!そこを徹底的に破壊し尽くして、我らアイアンハンド団の恐ろしさを再び思い知らせてやるのだ!!」 
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アイアンハンド「その時までは野郎共ッ!!たっぷり休んで英気を養っておけィ!!
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おお――――ッッッ!!!
 



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その夜―――――
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アイアンハンドの手下男「うィ~今日は呑むにゃぁ持って来いの良い風だぜェ~」ヒック

アイアンハンドの手下女「ちょっとォ~、アタイらこれでも見張りなのよォ?そんな飲んじゃマズいでしょォが~」ウィック
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手下男「そういうおめぇこそよォ~…もうエール何本開けてんだよォ~」

手下女「いいのよこれくらいはァ~。衛兵のビビリ共にもう一度攻めてくるだけの勇気が残ってると思うぅ?」 

手下男「ハハッ、違ぇねぇ~!もう何度も痛めつけてやってんモンなぁ~!そりゃ安心して飲めるってモンだぁ!」
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手下男「…ん~誰だぁ~?…ンン!?」 

手下女「どぉしたぁのさ~…?…おやァ?」
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手下男「ななななな、なんだァこのナイスバデーなチャンネーは!?!?よよ、酔って幻覚でも見てんのか~?」
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幻覚なんかじゃないよお兄サン♪
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こんな真夜中まで見張りなんて大変だね。…ねぇ、ボクと遊ばない?良い暇潰しになると思うんだけどナ

手下男「うお~マジでぇ!?ち、痴女だかなんだか知らねぇけどよォ、そんならたっぷり遊んでもらおうじゃないの~!!」
 
手下女「ちょ、ちょっとちょっとォ!?アタイっていう女が側に居ながらそれはないでしょォが!!待ちなさいよォ~」
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手下男「ほぇ~…近くで見るとデッケエなァ~…」

手下女「ちょっとアンタ!そんな格好でどういうつもりだい!それにここは衛兵が封鎖してんだよ!どうやって入ってきたのさ!」

手下男「んなこたァどうでもいいだろうがよォ~目の前にでっけぇメロンがふたつもぶら下がってんだぜェ?男な
らもぎ取るっきゃないっしょォ~」

手下女「メロンならここにもあるでしょぉがー!ほら、思う存分もぎなさいよォ!!」 
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手下男「お前のは干し柿だろォがよォ~…んなの興味ねぇんだよ俺はよぉ~…」
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手下女「ほ、干し…っ!?アンタ誰に向かってそんなこと言って…ッ!ムッキー!!
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まあまあおばさん、そんなに怒らない。ほら、ストレスはお肌に悪いって言うしさ。落ち着いて落ち着いて

手下女「お、おォォおおばオバサン!?わ、若くて乳がデカイからって調子に乗んじゃないわよこの…ッ!!」 
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ま、お肌のこと気にしたってもう意味ないんだけどさ」クスッ

手下女「ハァ?意味分かんないこと言ってんじゃないわよ!!」

手下男「ん…姉ちゃん、なんか見覚えあんな…どこかで会ったか?」

「…やっぱり忘れてたの?でもま、今更気付いてもね…」

ヒュヒュッ

手下男「うげッ…!?

手下女「ぎゃふッ…!?
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サンドラ「やれやれ…馬鹿なのは死ぬまで相変わらずなんだね…」 
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モニカ「…作戦成功ってところかしら?」

ミラ「信じられん…ホンマに上手くいきよった…」

サンドラ「言ったろ?今日の見張りは馬鹿だから楽勝だって。ボクの顔すら忘れてるんだぜ?ひどいもんだよ」

モニカ「…何故あなたが今日の見張りの事を知っていて、どうしてそいつらと面識まであるのか気になるけど…それよりも」

サンドラ「それよりも?」
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モニカ「あなたやっぱりいいカラダしてるわね…」ジュルリ

サンドラ「…えっ?」
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モニカ「規格外ながらも綺麗な丸みを帯びた乳房…
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美しい流線を描いたくびれ…
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思わず顔を埋めたくなる豊満なお尻…

モニカ「そして入念に鍛えあげられた腕、脚、お腹…」
モニカ「女性的な柔らかさと戦士としての靭やかさが絶妙なバランスで調和している…最高だわ
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サンドラ「な、何を言って…///」

ミラ「あー、アカンアカン!」
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ミラ(サンちゃん気ぃ付けなアカンで!ウチのお姉はドの付く女好きやからな!)

サンドラ(お、女好き…?え…つまりそれって…?)

ミラ(せやからこの作戦には反対やってんよ…絶対お姉悦ばしてまうから…)

ミラ(さすがに戦闘中は手出してこんやろうけど…、なるべくお姉には隙見せへんようにな!わかった?)

サンドラ(わ、わかったよ…まさか同性からそんな目で見られるとは…今更だけど恥ずかしくなってきちゃった)

モニカ「ミラ?何二人でこそこそ話し合ってるのかしら?私も混ぜなさいよ
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ミラ「イヤ~イヤイヤなんでもあらへんよ!ささっ、はよ洞窟の中入ってまお!もたもたしてたら中の連中に気付かれてまうで!」

サンドラ「そ、そうだね!こうしちゃいられない、すぐに着替えてくるよ!」
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モニカ「…着替えなくたっても…そのままで居たっていいじゃない」

ミラ「な、何言うてんねん!こんな格好で戦える訳ないやろ!しっかりしーやお姉!」

モニカ「…むぅ、仕方ないわね。ならサンドラ、さっさと着替えちゃって。私がしっかりと見張っておくから」
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サンドラ「な、何を見張るつもりだい…?べ、別に見張りは必要ないよ、モニカ。こんな夜中だし、茂みに隠れて手早く済ませばいいだけさ」

モニカ「でもどこに人の目があるかわかったもんじゃないし…」

サンドラ「だ、大丈夫だから!アイアンハンドを倒すんだろ?ボクの着替えを見張るよりも、洞窟の様子を窺っていた方がいいと思うな!」 
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モニカ「…わかったわ…。ここは見ておくから早く着替えてきてちょうだい…」

ミラ(うっわー露骨に落ち込んどる…お姉…)


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サンドラ「…さて。いよいよ突入という訳だけど」

モニカ「えぇ。何か言っておきたいことでも?」

サンドラ「この入口をくぐった先に、老いた門番が一人いる。そいつにはボクが話を付ける。だから手は出さないで欲しい」

ミラ「話を付けるって…?」

モニカ「なるほど、内通者ってこと?そいつがあなたに情報を流していたのね」 

サンドラ「ご名答。これでボクが奴らの内情に詳しい訳がわかっただろ?」

モニカ「疑問のひとつは消えたわね。まだわからないことはいくつか残ってるけど…」

サンドラ「残りの疑問についてはこれが終わってからちゃんと答えるよ。とにかく今は、ボクを信用して欲しい」
 
モニカ「ええ、もちろんよ。私達の命、あなたに預けるわ」

ミラ「よっしゃ!んじゃ行くでー!アイアンハンド、覚悟ー!!
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ウルフル「やれやれ…随分と賑やかな夜襲じゃのう。…ともあれ、待っておったぞ。サンドラ」
 

次号開戦!!


To be continued...